インプラントは分割払いできる?デンタルローンの利用条件とメリット

「インプラントは分割払いできる?」
インプラントは、対応している歯科医院であれば分割払いができます。主な方法はデンタルローン、クレジットカードの分割払い、医院独自の分割払いです。デンタルローンには審査があり、通常は分割払手数料がかかります。月々の金額だけでなく、完済までの支払総額を確認しましょう。
この記事を読むとわかること
- インプラントの分割払いにはどのような方法があり、それぞれ何が違うのか。
- デンタルローンを申し込むために、どのような条件を確認する必要があるのか。
- 月々の支払額や手数料、追加費用を踏まえて、返済計画を立てる方法。
「毎月いくらなら払えるか」と「最終的にいくら払うか」を一緒に考えると、自分に合う支払い方法を選びやすくなります。
目次
インプラントは分割払いできますか?
分割払いは可能ですが、利用できる方法や回数は歯科医院によって異なります。
最初の相談で、治療費とあわせて支払い方法も確認しておきましょう。
医院提携型のデンタルローンでは、信販会社が治療費を医院へ立て替え、患者さんが信販会社へ分割で支払います。
カード払い、医院への直接の分割払いとは、契約先や条件が異なります。
| 支払い方法 | 特徴 | 確認すること |
|---|---|---|
| デンタルローン | 歯科治療費を専用の契約で分割する | 審査・手数料・支払回数 |
| カードの分割払い | カードの利用可能枠で支払う | 医院の対応・利用枠・手数料 |
| 医院独自の分割払い | 医院が定めた日程で直接支払う | 頭金・支払期限・手数料の有無 |
「分割払い対応」と書かれていても、選べる方法は同じではありません。
手術時と被せ物の装着時に分ける支払いと、数年間かけて返済するローンも区別して確認してください。
当院の治療費や分割払いのご案内は、料金案内・デンタルローンについてをご覧ください。ご希望の治療で利用できる支払い方法や条件は、ご相談時にご確認いただけます。
デンタルローンの利用条件は何ですか?
年齢や収入などの商品条件を満たし、審査に通過する必要があります。
申し込み条件を満たしていても、希望する金額で契約できるとは限りません。
例えば、オリコの案内では「18歳以上で安定した収入がある方」が申し込み対象です。
保証人は原則不要ですが、審査結果によって必要になる場合があります。これは同商品の条件であり、すべてのローンに共通する条件ではありません。
| 確認項目 | 申し込み前の確認内容 |
|---|---|
| 年齢・収入 | 申込年齢や収入に関する条件を満たしているか |
| 審査 | 希望額や支払回数で利用できるか |
| 保証人 | 必要になる場合があるか |
| 医院の取り扱い | 希望する医院で対象商品を利用できるか |
パート勤務、年金受給中、本人に収入がない場合などの扱いは、商品ごとに確認が必要です。
家族が契約する場合も、治療を受ける人との関係や申込名義の条件を確かめましょう。家族の名義を借りて申し込むことは避けてください。
分割払いにすると月々いくらになりますか?
月々の支払額は、ローンにする金額・実質年率・支払回数によって変わります。
支払回数を増やすと月額は下がりますが、手数料を含む総額は増える傾向があります。
以下は、40万円を実質年率5%、毎月同額の元利均等返済で支払うと仮定した試算です。
頭金・ボーナス払い・別途費用は含めておらず、特定商品の料金や金利相場を示すものではありません。
| 支払回数 | 月々の支払額 | 支払総額 | 利息相当額 |
|---|---|---|---|
| 24回・2年 | 約17,549円 | 約421,165円 | 約21,165円 |
| 36回・3年 | 約11,988円 | 約431,581円 | 約31,581円 |
| 60回・5年 | 約7,548円 | 約452,910円 | 約52,910円 |
実際の契約では、計算方法や端数処理によって初回・最終回の金額が異なることがあります。
契約前に、実質年率、手数料の合計、支払総額が記載された試算を受け取ってください。
選べる期間も商品によって異なり、ジャックスのデントキュアでは最長120回払いが案内されています。ただし、長く払えることと、家計に無理がないことは別に考える必要があります。
デンタルローンにはどんなメリットと注意点がありますか?
まとまった支出を分散できる一方、手数料と継続的な返済負担が生じます。
生活費や急な出費に備えるお金を残しながら、返済できる金額を決めましょう。
一括で支払うと貯蓄が大きく減る場合、分割払いは手元資金を確保する選択肢になります。対応していれば、治療費の一部を先に支払い、残額をローンにする方法も相談できます。
ただし、毎月の金額を低くするために返済期間を延ばすと、総額が増えます。家賃や住宅ローン、教育費などを支払った後に、無理なく返済できるかを考えてください。ボーナス払いも、将来の支給額を当てにしすぎない設定が大切です。
繰上げ返済を希望する場合は、利用できるか、手数料がかかるか、残りの分割払手数料がどう精算されるかを契約前に確認しましょう。
追加費用で予算オーバーしないためにはどうすればよいですか?
ローンを申し込む前に、治療完了までの見積もりと追加費用の条件を確認してください。
「インプラント1本の料金」に、検査や被せ物まで含まれているかが重要です。
提示された金額が、手術だけの費用なのか、歯として使える状態までの費用なのかを確かめましょう。
次の項目は、別料金になるか、追加が必要になる可能性があるかを聞いておくと安心です。
| 費用項目 | 見積もりで確認すること |
|---|---|
| CT撮影・検査 | 検査費が含まれるか、再撮影は別料金か |
| 骨増生 | 必要性と費用、追加になる条件 |
| 被せ物・接続部品 | 最終的な被せ物まで含まれているか |
| 仮歯・鎮静法 | 必要な場合の料金と選択条件 |
| 治療後のメンテナンス | 通院ごとの費用と支払い方法 |
見積もりには「含まれるもの」「含まれないもの」「変更の可能性」を書いてもらうと、比較しやすくなります。
追加治療が必要になったときの説明・同意・支払いの手順も確認してください。
例えば、40万円を予定していて骨増生などが別途必要になれば、当初の返済計画では足りない可能性があります。ローン契約後に自動で利用額を増やせるとは限らないため、費用が未確定の項目を残したまま申し込まないことが大切です。
見積もりを比較するときに確認したい費用の違いは、インプラントの値段が医院によって異なる理由でも詳しく解説しています。追加処置や保証、メンテナンスの費用まで確認しておきましょう。
デンタルローンはどのように申し込みますか?
治療計画と見積もりを確認し、返済条件を選んで申し込み、審査後に契約します。
申し込み前に、治療の契約条件とローンの契約条件をそれぞれ確認しましょう。
医院提携型では、医院から案内を受けてWebなどで申し込む方法があります。オリコでは、正式な診療金額の見積もり後に申し込むよう案内されています。
- 治療内容と総額を確認します。追加費用や治療変更の可能性も説明を受けます。
- 返済条件を比較します。月額だけでなく、手数料、総額、初回の支払時期を確認します。
- 必要事項を入力し、審査を受けます。書類や確認方法は案内に従ってください。
- 契約内容に同意します。治療開始前に契約成立と支払い日程を確認します。
審査の所要時間は商品や申込状況によって異なります。手術日が決まっている場合は、余裕を持って相談しましょう。
また、治療を変更・中止した場合の精算や返金、ローン残額の扱いも確認が必要です。治療が中止になっただけで、返済も自動的に止まるとは考えないでください。
ローンを申し込む前に治療計画も確認しておきたい方は、インプラント治療前に確認したい注意点と準備をご覧ください。費用総額や骨造成の必要性、治療期間など、契約前に確認したい項目をまとめています。
まとめ|無理なく分割払いを利用するには?
治療費の総額、分割払手数料、毎月の返済額を確認してから選ぶことが大切です。
「月々払えるか」と「総額に納得できるか」の両方を確認しましょう。
インプラントは、対応する医院であれば分割払いができます。デンタルローンは一括払いの負担を分散できますが、審査や手数料があります。まずは追加費用まで含めた見積もりを受け取り、生活費や治療後の通院費も残せる返済計画を相談してください。
関連ページ:心斎橋クローバー歯科のインプラント治療
参考文献・情報源
- 独立行政法人国民生活センター:
18歳から大人に!クレジットカードの使い方を考えよう!
(分割払いの手数料、支払計画、延滞に関する注意点) - 消費者庁・消費者教育ポータルサイト:
クレジットカードの不正利用と後払いの支払遅延から身を守るために
(経済産業省作成の教材。分割払い・クレジットの仕組みと支払遅延の予防)
※上記は分割払いに関する一般的な情報源です。デンタルローンの申込年齢、収入条件、金利、支払回数などは商品によって異なるため、各取扱会社の最新の案内をご確認ください。








