オールオン4と総入れ歯の費用はいくら違う?料金・治療期間・噛み心地を比較

心斎橋クローバー歯科・矯正歯科 歯科医師 山田 秀史

オールオン4と総入れ歯の費用はいくら違う?

費用だけで比較すれば、保険診療の総入れ歯の方が大幅に抑えやすいです。一方、オールオン4は原則として自由診療で、インプラント手術を行い、固定式の人工歯を装着するため治療費は高額になります。

ただし、この2つは単に「高い治療と安い治療」という違いではありません。

オールオン4はインプラントによって人工歯を固定する治療であるのに対し、総入れ歯は歯ぐきなどに装着する取り外し式の治療です。そのため、治療方法、噛みやすさ、手術の有無、日常のお手入れなども大きく異なります。

治療を選ぶときは、

「最初にいくらかかるか」だけでなく、「治療後にどのような歯で生活したいか」まで考えること

が重要です。

この記事では、オールオン4と総入れ歯の費用差、その理由、治療期間、メリット・デメリット、向いている方、さらに両者の中間的な選択肢まで詳しく解説します。

この記事を読むとわかること

  1. オールオン4と総入れ歯の費用の違い
  2. オールオン4が高額になる理由
  3. 保険と自費の総入れ歯の違い
  4. オールオン4と総入れ歯の噛み心地の違い
  5. 治療期間や通院方法
  6. それぞれのメリット・デメリット
  7. オールオン4が向いている方
  8. 総入れ歯が向いている方
  9. 治療後に必要になる費用
  10. インプラントオーバーデンチャーという選択肢
ブルーラジカル

目次

オールオン4とはどんな治療?

オールオン4

オールオン4は、多くの歯を失った方に対して、少数のインプラントを顎の骨へ埋入し、その上に複数の人工歯がつながった上部構造を固定する治療方法です。一般に4本を基本としますが、骨や噛み合わせなどの状態によっては6本程度のインプラントを使用することもあります。

少ない本数のインプラントで片顎全体の固定式の歯を支える治療です。

心斎橋クローバー歯科・矯正歯科では、オールオン4について、4~6本程度のインプラントで片顎12本の人工歯を支える治療と案内しています。

1本ずつインプラントを入れて12本の歯を作るのではなく、複数本のインプラントを支えにして、連結された人工歯を固定するのが特徴です。

オールオン4は本当に4本でできる?

名前には「4」と入っていますが、すべての患者さんが必ず4本で治療できるわけではありません。

顎の骨量、骨質、噛み合わせ、人工歯にかかる力などを考慮し、6本程度を使用するケースもあります。

そのため、治療費を考える際も、
「オールオン4だから必ず4本分の料金」
と考えるのではなく、自分の治療計画全体で費用を確認することが重要です。

総入れ歯とはどんな治療?

総入れ歯

総入れ歯は、上顎または下顎のすべての歯を失った場合に使用する取り外し式の人工歯です。保険診療で作ることもできるため、費用を抑えやすく、外科手術を必要としないことが大きな特徴です。

費用と身体への負担を抑えやすい、取り外し式の治療です。

総入れ歯は歯ぐきや顎の形に合わせて製作し、食事や会話を補います。

保険診療の総入れ歯だけでなく、材料や装着感などを重視した自費診療の入れ歯もあります。

総入れ歯には、

  1. 外科手術が原則不要
  2. 保険診療を選べる
  3. 取り外して清掃できる

といった特徴があります。

一方で、固定式ではないため、患者さんによっては、

  • 動く
  • 外れやすい
  • 食事中にずれる
  • 違和感がある

と感じることがあります。

そのため、「安いから総入れ歯」「高いからオールオン4」という単純な比較ではなく、固定式を希望するか、取り外し式を受け入れられるかも大きな判断材料になります。

オールオン4と総入れ歯の費用はいくら違う?

費用だけを見ると、保険診療の総入れ歯が最も抑えやすく、自費診療の総入れ歯、オールオン4の順に費用が大きくなるのが一般的です。ただし、オールオン4はインプラント手術を伴うため、治療内容そのものが総入れ歯とは大きく異なります。

両者には大きな価格差がありますが、受ける治療の中身も大きく違います。

オールオン4は自由診療となることが一般的で、

  1. インプラントの本数
  2. 上部構造の材料
  3. 骨の状態
  4. 抜歯の有無
  5. 骨造成の有無
  6. 麻酔方法

などによって総額が変わります。

心斎橋クローバー歯科・矯正歯科の公式ページでは、症例例として上顎All-on-6のアクリリックレジンタイプ250万円(税抜)、ジルコニアセラミック仕上げ310万円(税抜)です。ただし、症例費用は掲載時点のものであり、治療内容によっても異なるため、最新費用は個別にご確認ください。

オールオン4と総入れ歯の費用・基本比較

費用の違いを見るときは、金額だけを横に並べるのではなく、保険適用の有無や固定方法、手術の有無まで一緒に比較するとわかりやすくなります。
まずは大きな違いを整理してみましょう。

比較項目オールオン4保険の総入れ歯自費の総入れ歯
保険原則自由診療適用適用外
費用負担大きい抑えやすい材料・設計による
固定方法インプラントに固定取り外し式取り外し式
外科手術必要原則不要原則不要

保険診療の総入れ歯は費用を抑えたい方にとって大きなメリットがあります。

一方、オールオン4は費用負担が大きくなる代わりに、インプラントで固定された人工歯を作るという別の治療を受けることになると考えると、価格差の意味がわかりやすくなります。

オールオン4は総入れ歯よりなぜ高いの?

オールオン4が高額になるのは、単に人工歯の材料が高いからではありません。診査・診断、CT撮影、インプラント体、外科手術、仮歯、最終的な人工歯など、複数の治療工程を含むためです。

価格差は材料費だけではなく、治療内容全体の違いによって生まれます。

日本口腔インプラント学会では、インプラント治療の費用について、診査・診断、インプラント手術、必要に応じた追加処置、上部構造、メンテナンスなどの代表的な費用項目を紹介しています。

オールオン4ではさらに、多数歯をまとめて補うための仮歯や最終的な上部構造を製作します。

オールオン4の費用には何が含まれる?

「オールオン4はなぜ高いの?」という疑問を解消するには、総額だけでなく、その中で何を行うのかを見ることが大切です。
医院によって料金体系が異なるため、見積もりを比較するときにも役立ちます。

費用項目主な内容
診査・診断口腔内診査・CTなど
インプラント4~6本程度のインプラント体など
外科手術インプラント埋入・必要に応じた抜歯など
仮歯治癒期間中に使用する人工歯
最終的な人工歯材料や設計により費用が異なる
追加処置必要に応じた骨造成など
メンテナンス治療後の経過観察・清掃・噛み合わせ確認など

特に注意したいのが、ホームページに表示された金額にどこまで含まれているのかです。

日本口腔インプラント学会では、治療前の検査、インプラントを埋め込む手術、人工歯による治療など、治療終了までに必要となる費用を事前に確認してから治療を受けることを勧めています。

オールオン4と総入れ歯は噛み心地や使いやすさも違う?

大きな違いは、オールオン4が固定式であるのに対し、総入れ歯は取り外し式であることです。オールオン4はインプラントで人工歯を固定するため、総入れ歯と比べて動きにくく、しっかり噛みやすいことが特徴です。

費用だけでなく「固定式か取り外し式か」が生活上の大きな違いです。

オールオン4では、人工歯がインプラントへ固定されます。

そのため、

  1. 食事中にずれにくい
  2. 外れる心配が少ない
  3. 口蓋を大きく覆わずに済む場合がある
  4. 取り外す必要がない

といった特徴があります。

心斎橋クローバー歯科・矯正歯科でも、総入れ歯のような「ずれ」や「外れ」の心配が少なく、しっかり噛めることをオールオン4の特徴としてご説明しています。

一方、総入れ歯には、

  1. 手術を必要としない
  2. 取り外して洗える
  3. 保険診療を利用できる
  4. 修理や調整を行いやすい場合がある

という利点があります。

つまり、総入れ歯が一方的に劣っているというわけではありません。

オールオン4と総入れ歯のメリット・デメリットは?

オールオン4は固定式の安定性や噛みやすさがメリットですが、手術と高額な費用が必要です。総入れ歯は費用と身体への負担を抑えやすい一方、取り外しや装着時の違和感などが課題になることがあります。

何を優先するかによってメリットとデメリットの重みが変わります。

オールオン4の主なメリットは?

  1. 固定式で安定しやすい
    → インプラントへ固定するため、取り外し式の入れ歯より動きにくいことが特徴です。
  2. 少ない本数のインプラントで多数歯を補える
    → 歯の本数分すべてにインプラントを入れる方法とは異なります。
  3. 症例によっては手術日に仮歯を装着できる
    → 骨の状態やインプラントの初期固定など一定の条件を満たす必要があります。
  4. 自然な見た目を目指せる
    → 歯の色や形だけでなく人工歯肉部分も含めて設計できます。

オールオン4の主なデメリットは?

  1. 自由診療で費用負担が大きい
  2. 外科手術が必要
  3. 全身状態によっては慎重な判断が必要
  4. 治療後も定期メンテナンスが必要
  5. 上部構造や部品の修理・交換が必要になることがある

オールオン4は「入れたら終わり」の治療ではありません。長く使うためには、治療後も歯科医院で管理を続ける必要があります。

総入れ歯の主なメリットは?

  1. 保険診療を利用できる
  2. 外科手術が原則不要
  3. 取り外して清掃できる
  4. インプラントが難しい場合にも選択肢になりやすい

総入れ歯の主なデメリットは?

  1. 動いたり外れたりすることがある
  2. 噛みにくさを感じる場合がある
  3. 慣れるまで違和感がある場合がある
  4. 歯ぐきや顎の変化に応じて調整が必要
  5. 長期的には修理や作り直しが必要になることがある

どちらの治療も、患者さんの条件によって評価が変わります。
「高い治療の方が必ず良い」と考えるのではなく、自分に必要な機能と負担のバランスを見ることが大切です。

治療期間や通院回数はどのくらい違う?

一般的に、総入れ歯は外科手術やインプラントと骨が結合する期間を必要としないため、オールオン4より治療期間を短くしやすい傾向があります。一方、オールオン4では手術日に仮歯を装着できる場合がありますが、それで治療が完了するわけではありません。

「その日に歯が入ること」と「その日に治療が終わること」は別です。

オールオン4では一般的に、

  1. カウンセリング・診査
  2. CTなどによる精密検査
  3. 治療計画
  4. インプラント手術
  5. 条件が整えば仮歯を装着
  6. 治癒期間
  7. 最終的な人工歯を製作
  8. 定期メンテナンス

という流れになります。

心斎橋クローバー歯科・矯正歯科でも、症例によっては手術当日に固定式の仮歯を装着できる一方、最終的な人工歯はその後に製作する流れを案内しています。

総入れ歯では、

  1. 診査
  2. 型取り
  3. 噛み合わせの記録
  4. 人工歯の確認
  5. 完成・装着
  6. 装着後の調整

などの工程を進めます。

完成した後も、痛む場所や噛み合わせなどを何度か調整することがあります。

費用以外の違い

費用差だけでは、自分に合う治療を判断することはできません。
実際の生活に関係する固定方法、手術、清掃、治療期間なども一緒に比較してみましょう。

比較項目オールオン4総入れ歯
固定方法固定式取り外し式
噛みやすさ安定しやすいずれなどを感じる場合がある
外科手術必要原則不要
清掃方法固定したまま歯磨きなどを行う取り外して清掃
治療期間手術・治癒期間を含む比較的短くしやすい
治療後定期メンテナンスが必要調整・定期健診が必要

特に「取り外し式の入れ歯がどうしても苦手」という方にとって、固定式であることは大きな意味を持ちます。

反対に、「手術は避けたい」「取り外しには抵抗がない」という方なら、総入れ歯は十分合理的な選択肢です。

オールオン4が向いているのはどんな人?

オールオン4は、多くの歯を失っていて固定式の歯を希望する方や、総入れ歯のずれ・外れ・違和感に悩んでいる方などで検討されます。ただし、全身状態や顎の骨の状態を確認したうえで適応を判断する必要があります。

「固定式にしたい」という希望が大きな判断材料になります。

たとえば、

  1. 多くの歯を失っている
  2. 残っている歯も保存が難しい
  3. 総入れ歯が動いて食事がしにくい
  4. 取り外し式の入れ歯に抵抗がある
  5. 固定式の人工歯を希望している
  6. 手術を受けられる全身状態である
  7. 費用や長期的なメンテナンスを理解している

といった方では候補になります。

骨量が少ない場合でも、骨のある位置を利用する設計によって治療できるケースがあります。ただし、すべての骨造成を避けられるわけではありません。心斎橋クローバー歯科・矯正歯科でも、骨量が限られているケースでインプラントの角度などを工夫できる場合がある一方、症例ごとの診断が必要と説明しています。

総入れ歯が向いているのはどんな人?

総入れ歯は、治療費を抑えたい方、外科手術を避けたい方、取り外し式でも問題なく使用できる方などに適しています。全身状態などからインプラント手術を慎重に考えた方がよい場合にも重要な選択肢です。

費用と身体への負担を抑えたい場合には総入れ歯が有力です。

たとえば、

  1. できるだけ費用を抑えたい
  2. 外科手術を受けたくない
  3. 全身状態から手術を避けたい
  4. 取り外し式でも困らない
  5. 毎日入れ歯を外して清掃できる

という方には総入れ歯が向いています。

総入れ歯は長く使われてきた治療方法であり、インプラントを選ばないから治療の質が低いという意味ではありません。

患者さんの身体、希望、費用、日常生活に合うことが治療選択では最も重要です。

オールオン4と総入れ歯の中間の治療はある?

あります。少数のインプラントを支えとして取り外し式の入れ歯を安定させる「インプラントオーバーデンチャー」という方法があります。

オールオン4か普通の総入れ歯か、必ず二択で決める必要はありません。

インプラントオーバーデンチャーは、少数のインプラントを顎の骨へ埋入し、それを利用して入れ歯を安定させる治療です。

日本口腔インプラント学会では、下顎の歯をすべて失ったケースに対して、2本のインプラントを支えとして取り外し式の総入れ歯を安定させる治療例を紹介しています。

オールオン4との大きな違いは、人工歯が取り外し式であることです。

一方、通常の総入れ歯より安定性を高められるケースがあります。

心斎橋クローバー歯科・矯正歯科の料金案内でも、2本のインプラントとロケーターを使用して入れ歯を安定させる例が掲載されています。

したがって、

「オールオン4は費用的に難しいけれど、今の総入れ歯の動きには困っている」

という方は、こうした方法について相談するのも一つの選択肢です。

日本口腔インプラント学会では、インプラントオーバーデンチャーの治療例について、診査・診断、インプラント手術、アバットメント、入れ歯などが費用項目になることを紹介しています。

治療後にも費用はかかるの?

オールオン4も総入れ歯も、最初の治療費を支払えば一生追加費用がかからないというものではありません。治療後の状態によって、メンテナンス、修理、調整、部品や人工歯の交換などが必要になることがあります。

「初期費用」と「維持するための費用」は分けて考えましょう。

オールオン4では、

  1. 定期的なメンテナンス
  2. 上部構造の調整
  3. 人工歯の修理
  4. 部品の交換

などが必要になる場合があります。

日本口腔インプラント学会では、インプラント治療後のメンテナンスとして、噛み合わせや清掃状態のチェック、専門的なクリーニングなどが行われることを紹介しています。

総入れ歯でも、

  1. 痛む部分の調整
  2. 修理
  3. 歯ぐきとの適合を改善する処置
  4. 経年的な変化に伴う作り直し

などが必要になることがあります。

つまり、治療費を比べるときは「今日いくら払うか」だけを見るのではなく、治療後どのように維持していくかまで確認することが大切です。

結局、オールオン4と総入れ歯はどちらを選べばいい?

どちらが優れているかではなく、「費用」「固定式への希望」「手術への抵抗」「治療後の管理」の4つを軸に選ぶと判断しやすくなります。

自分が治療後の生活で何を優先するかを決めることが大切です。

希望別の選び方

治療方法に迷ったら、最初から「オールオン4か総入れ歯か」を決める必要はありません。
まず、自分にとって譲れない条件を整理してみましょう。

重視すること検討しやすい治療
できるだけ費用を抑えたい保険の総入れ歯
外科手術を避けたい総入れ歯
取り外し式を避けたいオールオン4
入れ歯のずれ・外れに困っているオールオン4/インプラントオーバーデンチャー
手術と費用を抑えつつ入れ歯を安定させたいインプラントオーバーデンチャーを検討

この表はあくまで治療を考える入口です。

最終的には、顎の骨、全身状態、残っている歯、噛み合わせ、生活スタイルなどを診査したうえで、患者さんに合った治療方法を決めます。

オールオン4と総入れ歯についてよくある質問

Q1. オールオン4は保険適用になりますか?

一般的なオールオン4は自由診療となります。
そのため、保険診療の総入れ歯と比べると費用負担は大きくなります。
日本口腔インプラント学会では、通常のインプラント治療には健康保険が適用されず、自費診療となると説明しています。ただし、顎骨の欠損など一定の条件を満たす場合には保険適用となるケースもあります。

Q2. オールオン4は医療費控除の対象になりますか?

治療目的で行うインプラント治療は、条件を満たせば医療費控除の対象になる場合があります。
実際の申告については、国税庁の情報を確認するか、税務署・税理士などへ相談してください。

Q3. オールオン4は本当に1日で歯が入りますか?

症例によっては、インプラント手術当日に固定式の仮歯を装着できる場合があります。
ただし、骨の状態やインプラントの初期固定などによっては当日の仮歯装着が適さないケースもあります。また、その日に入るのは通常最終的な人工歯ではありません。

Q4. 総入れ歯からオールオン4へ変更できますか?

顎の骨や全身状態などの条件を満たせば検討できる場合があります。
現在使用している総入れ歯が合わないからといって、必ずオールオン4にできるとは限らないため、CTなどによる診査が必要です。

Q5. 骨が少なくてもオールオン4はできますか?

骨量が少なくても、インプラントの位置や角度を工夫して治療できる場合があります。
日本口腔インプラント学会では、顎の骨量が不足している場合には骨移植や上顎洞底挙上術などの付随手術が必要となり、その分の治療費や材料費が加算される場合があると説明しています。

Q6. 高齢でもオールオン4を受けられますか?

年齢だけで一律に決まるわけではありません。
全身疾患、服用薬、顎の骨、口腔内の状態、手術への耐性などを総合的に確認して判断します。

Q7. オールオン4と総入れ歯はどちらが長持ちしますか?

単純に年数だけで優劣を決めることはできません。
オールオン4ではインプラント周囲の状態や人工歯などを長期的に管理する必要があります。総入れ歯も、歯ぐきや顎の変化に合わせて調整・修理・作り直しが必要になることがあります。

Q8. オールオン4より費用を抑えて入れ歯を安定させる方法はありますか?

症例によっては、少数のインプラントを支えとして取り外し式入れ歯を安定させるインプラントオーバーデンチャーを検討できます。
オールオン4とは構造や使い方が異なるため、希望や口腔内の状態を確認して選択します。

まとめ

オールオン4と総入れ歯には、費用だけでなく治療方法そのものに大きな違いがあります。
費用を抑えることを最優先する場合は、保険診療の総入れ歯が有力な選択肢です。

一方、オールオン4は費用負担や外科手術が必要ですが、固定式であるため、総入れ歯のずれや外れに悩んでいる方などでは検討する価値があります。

治療を比較するときに確認したいのは、

  1. 最初に必要な費用
  2. 固定式か取り外し式か
  3. 手術の有無
  4. 噛みやすさ
  5. 治療期間
  6. 治療後のメンテナンス
  7. 将来的な修理・調整

です。

そして、オールオン4と総入れ歯だけが選択肢とは限りません。症例によってはインプラントオーバーデンチャーという方法もあります。

「どちらが安いか」だけで決めるのではなく、「その費用でどのような治療を受け、その後どのような生活を送るのか」まで比較することが大切です。

高額な治療を選ぶこと自体が目的ではありません。費用、身体への負担、使いやすさ、将来の管理まで理解したうえで、患者さん自身が納得できる治療を選ぶことが、後悔を減らすための重要なポイントです。

関連ページ:心斎橋クローバー歯科のオールオン4治療